ニューヨークとフェニックスに行ってきた ①TWAターミナル
決められた期間の中で好きな時に夏休み取りや☆という会社の夏休み制度を活かし9月にニューヨークとフェニックスに行ってきました。観光らしい観光をしていないのでこれと言って旅情報的なものはないのですが、ただただ街をうろちょろして遊んだ記憶の一部やその中で特に熱く語りたいことなどを書いてみたいと思います。
ニューヨークってぼんやりと憧れてはいるもののなかなか行く機会がないし行ってみたい！という軽い気持ちと、かわいいホテルを見つけてしまった！ということで決定。
そしてついでにわたしの希望で（ニューヨークもわたしの希望なんだけども…笑）フェニックスの美術館をもう一度ゆっくり見たかったのでフェニックス経由で日本に帰ることにしました。フェニックスは出張で2度訪れているのですが、のーんびりした街と乾燥した地帯のためサボテンがにょきにょきとそこら中に植えられているかわいさ、剥き出しの岩の山が連なる雄大な景色に魅了されて旅行でのんびりしに行きたかったのでした。何もしない、という贅沢な時間を過ごしに行きたかった。
前回フェニックスの街を散歩していたらかわいいホテルを発見したからそこにも泊まってみたかった！なんでも無い時に自分の好きそうなホテルを探してはそのホテルに泊まりたいからその街へ行く、みたいなことを国内外でもよくします。
もう既に記憶が薄れて来ているのでざっくりと覚えがき。
で行きました。
長距離移動の時は機内で提供されている観たことのない映画を積極的に観られるだけ観るようにしていて、そうすると普段自分が張っていたアンテナではひっかからなかった作品に出会えたりしてラッキーなことが結構あります。今回は色々と観てみた中で宇宙にまつわるもの&ジャネールモネイが出ていることに気付いて観たドリームという映画がとても良かった。実話を元にした1960年代のNASAで働いていた黒人女性3人が人種差別と闘い一進一退しながら三者三様の頑張りで道を切り開いて行くという話で、始まりからずっとずっと面白くてぐいぐい引き込まれ、静かに大泣きしました。またゆっくり家でも見返したい。羽田空港の壁が2日前の台風でぶっ飛んだとか、そういった不安があったのですが無事に何事もなく羽田で乗り継ぎ。羽田でお米を食べてから行きたかったけどターミナルをバスで移動したりなんやかんやして2時間あったのに結構ギリギリでした。
JFKに到着したら街に出る前に行きたかった所へ！
閉鎖されていたTWAターミナルがホテルやバーを併設した施設になったと聞いてどうしても見たくて見たくて行ってきました。JALだとターミナル1に到着するのですが、TWAホテルと連絡通路が繋がっているターミナル5まではエアトレインに乗ってびゅーんと移動できます。
↑ かわいい！！！！！！！！！！かわいいい！！！！と静かにワナワナ興奮した。
自分がこの世界に入り込んでゆっくりお茶しているのが信じられなくて、ミッドセンチュリーの時代に突然タイムスリップしたような夢のような時間でした。パンナムやブラニフのデザインが大好きなのでドキドキが止まらなかった。私たちが訪れた時は人も少なくおじいちゃんやおばあちゃん世代の人も結構多くて、皆感慨深げに飛行機で記念撮影をしたりロビーを眺めていたり昔を思い出しているのかなぁと思いながらその様子をじわーっと感動しながら眺めていました。当時の姿ほぼそのままで蘇るなんて本当に素敵だな。みんなの思い出も一緒に連れて戻ってくるし、わたしみたいに新しく思い出を作る人もいる。太陽の塔の内部の公開が再開された時も同じ気持ちになったことを思い出しました。
ちなみにここはcatch me if you canにも出てくるし、オーシャンズ8でローズが散々なファッションショーをする場所もここ。ローズのファッションショーはかわいかったとわたしは思っているよ。
飛行機の中がバーになっていたり、プールもあるし多分1週間くらいずっとここにいたとしても全く飽きないであろう素敵な場所でした。またニューヨークに行くことがあれば必ず泊まりたい。
そしてここから街に出るのですが、Uberのアプリ日本で入れといたほうがええで～と一緒に行った友達にアドバイスしつつ自分は入れ忘れてアメリカに来てしまった（Uberを使うにあたり電話番号を入力して認証するというシステムがあってできなかった…できる方法あるのかもですが思いつかなかった）ので、平謝りしたりしたりもしました。肝心なところが抜けているのでしょうもないやからかしをついしてしまう…本当に申し訳ございませんという気持ちが爆発したし、しっかりしていて真面目タイプの友達が一緒にいて助かったなと思った…笑。
つづく
